2012年8月18日土曜日

さすが職人技!!

実家にあった昔むかしの桐下駄。
おそらく私が生まれる前の母の下駄?!笑

私には緒が合わなくって 柄もいまいちでした・・・。
でも私は裸足が大好き 木も大好き♪ってことで
緒を皮で作っていただきました(By ナチュラルモーション in 金沢)

それを古里 輪島の下駄屋さんに持っていきたててもらいました★
(下駄の裏には あんどう のシールが貼ってありました。
もともと買ったお店が
その下駄屋さんだったらしい~!!)


輪島の朝市通り
おばあちゃんの家のすぐそばにある
下駄屋の あんどう さん。

学生時代に朝市を卒業論文に取り上げた時に
取材でもお世話になった 元 朝市組合の組合長でもあります。



さすが職人技!
見る見るうちに 緒がたてられていきます。

しっかりとした丁寧な手仕事に感動!!
こんな技術は日本で継承されていくべきー
むしろ、自分でできるようになりたいけど。


緒には本麻の紐が通っています。
(最近のものはほとんどがビニールの紐らしい。)

同じ穴に打つのでマッチ棒で穴を埋めてから
しっかり固定★


 完成!!

これは実は質の良い下駄だったらしい!初めて知った。

 年輪が縦に並んだ、まっすぐな木目を「柾目(まさめ)」と言って
桐下駄は「柾目」が詰まっているほど美しく見える。私の下駄は 柾目は荒いけれど
この柾目が均一で密に詰まっているほど更に良い下駄らしい。数万円はくだらないとか。

おっちゃん曰く、
「これはそこまでではないけれど
昔ながらの作り方で、いいものやから大事に履けや!」と。
(いまは下駄のほとんどが裏と表を見ればわかるように
柾目が通っていない、すなわち表面にだけ貼ってあるらしい。)

足になじむ皮の緒と ぴったりマッチ!
普段着にも合いそう☆


こういうのってとっても嬉しい!
まさに緒も、おじちゃんの手仕事も含めて
本当の1点もの★大満足!!ありがとう!!
ずっと大事にします♪

 

5 件のコメント:

  1. ふと検索してWajimaniaさんの本件ブログ記事を発見。あれ? もしや? と読み進めるうち、まさにずばり安藤さんのお店のことと分かりました!
    私は8月16日に、まさにその安藤さんの履物店で下駄をつくってもらったのですよ、青地に白抜きで花柄の鼻緒のやつを。
    Wajimaniaさん、古い下駄の鼻緒をたて替えてもらうとは、素敵ですね。写真もあわせ、感激しました。ありがとうございます。

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    1. コメントありがとうございます♫今居さまは、石川の方ですか?!ご縁に感謝です☆

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  2. 今、輪島で下駄歯や緒を修理出来る下駄屋さんはこの安藤さんと鳳至上町の一二三屋さんだけになってしまいました。
    安い下駄、雪駄が海外から沢山入ってきていますが、やはり高級品は修理出来るのが良いですね。
    雪駄も良い物は緒がちゃんと修理出来るようになっています。(昨年修理しました。)

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    1. 良いものは長くつかえますね!そして手を加えた分だけ愛着もわきます♪masaさんの雪駄も長年の年期がはいってそうですね!
      私は披露宴で父に自前の袴を着てもらいました、衣装屋さんもびっくり(笑)輪島塗の楕円橋でお食事をみんなにしてもらい、記念品としてお持ち帰りいただきました。お値段もびっくりですが(笑)やっぱり昔のいいところは引き継いでいきたいですね♪まさに温故知新ですね☆

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  3. 僕は秋田出身、故郷の名産・樺細工の下駄を長年愛用してきましたが、さすがにちびてきたので、ネットオークションで気に入った桐下駄を落札しました。包みをほどくと素晴らしい下駄の登場です。裏を見ると「あんどう」という墨印が捺してあるので、ヤフーで検索をかけると、このWajimaniaさんのブログが出てきたのです。改めて眺めれば、ながめるほどに美しい。こんど金沢に行った時、輪島まで足をのばし、このご主人から直接求めることに決めました。もちろん落札した一足も大切に履きますが……。Wajimaniaさん ありがとう!! 安藤さん 日本文化を守るために頑張って!!

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